文明と哲学〈創刊号〜第3号〉
文化における<時間>
敵味方をこえて平和を織る
高坂正顕 -京都学派と歴史哲学-
美のゆくえ
人間であること
良寛への道
立ちあがる白秋
情緒の教育
シェリング著作集
西田哲学選集
京都哲学撰書 1〜15巻
京都哲学撰書 16〜30巻
京都哲学撰書 別巻
燈影撰書
西田天香の世界
西田幾多郎遺墨集
墨海 久松真一の書
随眠 山内得立遺墨集
DVDビデオ 『寸心の世界』
DVDビデオ 『裸足の人』
謎解き漢字 銭形文字
石油とその開発Q&A
教育人間学の根本問題

美のゆくえ
カント・ヘーゲル・アドルノ・ハイデッガー
大橋良介著

「講義の後に出来た講義ノート」
−歴史的世界を貫くロゴスとパトス・理想と現実−

受講生が作成した講義の調書を講義ノートにフィードバック。一方通行の大学の講義が“プロトコル方式”によって双方向の討議へと生まれ変わる。

A5版・上製本・カバー掛け・304頁・定価 本体3,600円+税
ISBN978-4-86094-008-9

目 次

まえがき
第1章 カント美学……2003年度月曜講義プロトコル
 4月21日 美のゆくえ
 5月 3日 美学と芸術学、および「醜」
 5月19日 カント美学のコンテキストと四種の趣味判断
 5月26日 「美の分析論」   
 6月 2日 趣味判断の四つのモメント
 6月 9日 共通感覚   
 6月16日 崇高(一)   
 6月23日 崇高(二)   
 6月30日 崇高(三)   
 9月29日 デュビュフェの「自画像」とジュリアンの「ヌード絵」論
10月 6日 自然美   
10月21日 美学と芸術   
10月27日 カント美学が残した課題   
11月11日 カント以後(一)シラー   
11月17日 カント以後(二)ゾルガー
12月 8日 特別講義「過剰なる半」の美学とエトランジュテの美学
12月15日 ゾルガー再説   
補遺 2005年度火曜演習プロトコル(カント『判断力批判』)より
補遺一 5月31日 共通感覚と自然美   
補遺二 6月21日 「天才」論   
補遺三 6月28日 自然の合目的性   
補遺四 7月19日  「日本美学」
第2章 ヘーゲル美学……2004年度月曜講義プロトコル   
 4月26日 イントロダクション   
 5月10日 ヘーゲル美学の全体構成   
 5月17日 ヘーゲルの建築論   
 5月24日 ヘーゲルの建築論(続)ゴシック論   
 5月31日 ヘーゲルの建築論とポストモダニズムの建築思想   
 6月 7日 古典的芸術形式からロマン的芸術形式へ   
 6月14日 伝統と近代の断絶にちなんで   
 6月28日 ヘーゲルのポエジー論   
 7月 5日 ヘーゲルの彫刻論   
 7月12日 ヘーゲルの彫刻論(続)と衣服論   
10月18日 ヘーゲルの絵画論   
10月25日 ヘーゲルの音楽論   
 1月24日 ヘーゲル以前におけるヘーゲル以後の萌芽
第3章 アドルノ美学……2005年度月曜講義プロトコル   
 4月25日 アドルノ美学のコンテキスト   
 5月 2日 付論 ヤウス、ハーバマス、グリーンバーグの「モデルネ」論   
 5月 9日 アドルノとアウシュヴィッツ   
 5月16日 文化産業   
 5月23日 否定的弁証法   
 5月30日 ユートピア   
 6月 6日 社会的アンチテーゼとしての芸術   
 6月13日 プラトニズムの影   
 6月20日 「醜」について   
 6月27日 自然美   
 7月 4日 ヴェルクマイスター・ハーモニー   
 7月11日 続・自然美   
10月17日 美的仮象とミメーシス   
10月24日 廃墟   
11月14日 美のアウラ   
11月21日 芸術作品の「謎」性格   
12月 5日 天才論   
12月12日 アドルノによるカント美学批判   
 1月16日 イデオロギー   
 1月23日 芸術の真理要求  芸道の思想より
第4章 ハイデッガーの芸術論……2006年度前期月曜講義プロトコル
4月17日 イントロダクション   
補遺一 5月9日(火)演習 当時のドイツの思想状況   
補遺二 5月16日(火)演習 二つの講演ヴァージョンの異同   
補遺三 5月23日(火)演習 ハイデッガーの「美学批判」   
補遺四 6月13日(火)演習 建築への問い   
補遺五 6月20日(火)演習 「大地」の意味   
 5月 8日 カント「と」ハイデッガー   
 5月15日 ヘーゲル「か」ハイデッガーか   
 5月22日 アドルノ「対」ハイデッガー   
 5月29日 付論 メスキルヒ講演「ハイデッガーとは誰か」   
 6月 5日 ハイデッガーのゴッホ論   
 6月12日 ハイデッガーのクレー論   
 6月19日 ハイデッガーのセザンヌ論   
 6月26日 芸術と真理   
 7月 3日 ハイデッガーとビジュアルアート(ヴォディチコの場合)   
 7月10日 ハイデッガーと現代彫刻(ゲルツ)
付論 日本美学の風土的可能性(2004年度後期月曜講義より)   
11月 1日 ヘーゲル美学との対比におけるアジア美学   
 1月17日 現代の自然美学   
11月 8日 水の美学   
11月22日 火の美学   
11月29日 和辻哲郎の「風土」美学   
12月14日 土の美学
付録・プロトコル書式