人間であること 監修;上田閑照(編著) 編集;皇紀夫・山田邦男・松田高志・吉村文男 |
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「人間である」とは? 根底から問い返す論攷を核に、「人間であること」の諸相の探求と、その教育学的展開からなる人間学の書 四六版・上製本・カバー掛け・320頁・定価 本体3,400円+税 ISBN978-4-86094-006-5 |
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執筆者紹介(論文掲載順) 上田 閑照 京都大学名誉教授 山田 邦男 大阪府立大学名誉教授 小林 恭 大阪外国語大学外国語学部教授 吉村 文男 奈良産業大学情報学部教授 鳶野 克己 立命館大学文学部教授 林 信弘 立命館大学文学部教授 皇 紀夫 大谷大学文学部教授 徳永 正直 大阪樟蔭女子大学人間科学部教授 川村 覚昭 京都産業大学文化学部教授 宮野 安治 大阪教育大学教育学部教授 兼松 儀郎 鳴門教育大学学校教育学部教授 松田 高志 神戸女学院大学文学部教授 目 次 まえがき 第一部 人間であること ―その根底と諸相― ・人間であること 上田 閑照 ・苦悩の人間学的考察 ―フランクルの「ホモ・パティエンス」を手がかりにして― 山田 邦男 ・ナイチンゲールの積極的神秘主義と看護論における「三重の関心」―ケアの人間学の原点のために― 小林 恭 ・読むことについて ―人間学的な一つの省察― 吉村 文男 ・笑いへの反省/笑いからの反省 ―「優越の理論」とかかわらせつつ― 鳶野 克己 ・自己変革論 ―上田閑照『私とは何か』をめぐって― 林 信弘 第二部 人間であること ―その教育学的展開― ・教育のなかの教育 ―臨床教育学の試み― 皇 紀夫 ・価値多様化時代における理性の責任―教育課題としての「対話の能力」― 徳永 正直 ・浄土の教育学 ―教育の構造と「私」の本質― 川村 覚昭 ・西田幾多郎と教育学 ―「教育学について」を読む― 宮野 安治 ・青年期における自己形成と道徳教育 ―批判的考察― 兼松 儀郎 ・「人生科」教育と身体からだ ―「キチンと坐る」をめぐって― 松田 高志 あとがき 皇 紀夫 執筆者紹介 カバー題字;上田閑照 |
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