敵味方をこえて 平和を織る 久松真一と遠藤虚籟に学ぶ「現代日本」の忘れ物 和田修二・倉澤行洋著 |
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いま、日本の若者に失われた物は何だろう。 道を極めた二人の先達、久松真一と、遠藤虚籟が求めた、 人間形成の理想と、平和思想の原点とは? 本書は、現代の日本社会が忘れかけている、日本人の真情と藝道の理念を、二人の先達、遠藤虚籟(織物工芸家)、久松真一(哲学者)が求めた、平和思想の原点と、人間形成の理想を通して再考するものです。 第一部では、今日の日本にも通ずる明確な目的と、思想を持って、戦中戦後を清冽に生きた、在野の芸術家[遠藤虚籟]の記録。 第二部は、近代的な科学主義的功利主義的な学校教育の普及と共に忘却された日本における伝統的な人間形成の理想を、久松真一と茶道に即して論述しています。 A5判・上製本・カバー掛け・カラー口絵8頁・210頁 定価 本体2,800円+税 ISBN978-4-86094-019-5 |
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目 次
まえがき 【第1部】和田修二 はじめに |
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