文明と哲学〈創刊号〜第3号〉
文化における<時間>
敵味方をこえて平和を織る
高坂正顕 -京都学派と歴史哲学-
美のゆくえ
人間であること
良寛への道
立ちあがる白秋
情緒の教育
シェリング著作集
西田哲学選集
京都哲学撰書 1〜15巻
京都哲学撰書 16〜30巻
京都哲学撰書 別巻
燈影撰書
西田天香の世界
西田幾多郎遺墨集
墨海 久松真一の書
随眠 山内得立遺墨集
DVDビデオ 『寸心の世界』
DVDビデオ 『裸足の人』
謎解き漢字 銭形文字
石油とその開発Q&A
教育人間学の根本問題

京都哲学撰書 第22巻
山内得立
隨眠の哲学

解説:梅原 猛
国際日本文化研究センター顧問

長年の沈黙を破って「無」について論じ、東洋のレンマの立場に立って、あらゆるものを肯定した最晩年の著書。 恩師のために梅原猛が特別に解説する。


A5判・上製本・カバー掛
定価 本体3,500円+税
ISBN978-4-924520-87-5

〈編者まえがき〉 酒井 修
〈前篇 存在の根拠の問題〉  
 一 隨眠と煩悩  
 二 東西論理思想の展開と展望 
   -ロゴスの論理からレンマの論理へ  
 三 「存在の論理」 と学説史的反省  
 四 トマスにおける 「本質」 概念を 「存在」 の根拠と解釈する試み  
 五 「エクシステンチア」 の歴史と意味。
   「エッセ」 の根拠としての 「エクシステレ」  
 六 存在とその根拠との関係 -因果・縁起・自由  
 七 存在の根拠たる無  
 八 喩言。 死の否定と無の否定  
 九 存在の根拠のその働き方 (詳論)  
 十 存在の根拠たる 「理由なしに」 の思想  
 十一 レンマの論理における根拠の問題の解決  
 十二 「無」 の根拠づけとライプニッツの 「理由」  
 十三 レンマの論理的体系化と 「即」 および 「非即」 の理解  
 十四 ロゴス論理の 「矛盾」 と即非思想の 「理由」  
 十五 絶対無の本質としての「即」  
 十六 存在・価値・煩悩の根拠 -無・意味・隨眠  
 十七 存在の端的な根拠たるレンマ的無

〈中篇 個物と無的一般者の問題〉  
 一 「もの」の根拠を表明する論理、「故」  
 二 存在の無根拠性を表現するための論理、 「故」  
 三 個物の限定の問題。 逆対応の論理への批判  
 四 「中」 の論理と 「媒介」 の論理。 ヘーゲル弁証法の批判  
 五 中観哲学および般若の論理と根拠の問題  
 六 無をレンマ的無として徹底する試み  

〈後篇 即非の論理〉  
 一 般若思想から即非の論理へ  
 二 西田哲学の根本概念の批判的吟味と補完  
 三 レンマ的論理の射程 -存在・意味・価値  
 四 東洋思想の極意たる「非」。 般若および即非の思想の批判  

解 説
山内得立略年譜
人名索引