文明と哲学〈創刊号〜第3号〉
文化における<時間>
敵味方をこえて平和を織る
高坂正顕 -京都学派と歴史哲学-
美のゆくえ
人間であること
良寛への道
立ちあがる白秋
情緒の教育
シェリング著作集
西田哲学選集
京都哲学撰書 1〜15巻
京都哲学撰書 16〜30巻
京都哲学撰書 別巻
燈影撰書
西田天香の世界
西田幾多郎遺墨集
墨海 久松真一の書
随眠 山内得立遺墨集
DVDビデオ 『寸心の世界』
DVDビデオ 『裸足の人』
謎解き漢字 銭形文字
石油とその開発Q&A
教育人間学の根本問題

京都哲学撰書 第20巻
高山岩男
超近代の哲学

解説:花澤秀文
岡山県立西大寺高校教諭

21世紀に問う京都学派のディスクール。
近代の理性信仰と対決する高山岩男の〈超近代の思想〉とは。


A5判・上製本・カバー掛
定価 本体4,200円+税
ISBN978-4-924520-85-1

〈序 章 超近代の哲学〉−現代哲学の立場−

〈第一章 哲学的人間学〉−哲学的人間学の概念−
 一 哲学的人間学の概念
 二 人間自覚の歴史的類型
 三 人間と自然−人間の自然的規定
 四 人間と社会−人間の社会的規定
 五 人間と文化−人間の文化的規定
 六 超越と象徴

〈第二章 文化類型学〉−文化類型学の概念−
 一 類型学的思考
 二 民族文化の類型学
 三 類型の本質とその構成
 四 文化類型学と世界史

〈第三章 世界史の哲学〉−世界史の理念−
 一 世界史の転換と現代世界史の理念
 二 過去の世界史の多元性―その一
 三 過去の世界史の多元性―その二
 四 文化の有機体的見解とその批判
 五 世界史の法則的見解とその批判
 六 現代世界史学の成立根拠
 付論 世界史的立場について

〈第四章 文化国家の哲学〉−文化国家の理念−
 一 問題の所在
 二 近代国家の終焉
 三 原子力時代の到来
 四 近代社会の古典化
 五 新世界観の方向

〈第五章 新しい倫理〉−道徳の危機と新倫理−
 一 新倫理の在所
 二 十九世紀的観念の崩壊
 三 現代文明の倫理的危機
 四 新倫理の方向

〈第六章 文明の哲学〉−文明没落の問題−
 一 西洋の没落
 二 ヨーロッパ共同体−近代国家の崩壊
 三 世界の没落―近代文明の終末
 四 没落の必然と回避の問題
 五 世界文明将来の担当者
 六 現代文明没落の特殊性

〈第七章 現代の宗教哲学〉−現代の不安と宗教の問題−
 一 世界不安の由って来たるところ
 二 民主主義の直面せる逆説的矛盾
 三 現代倫理の直面せる逆説的矛盾
 四 人間至上主義の解体−精神革命
 五 現代の要求する宗教性

〈第八章 協同主義の哲学〉−協同社会の理念−
 一 世界史は新時代へ転換しつつある
 二 共同社会・結合社会・協同社会
 三 協同社会の所有形態−総有
 四 協同社会の構造−自由と平等
 五 協同主義の精神−和と愛

〈終 章 呼応的同一の哲学〉−場所的論理と呼応の原理−
 一 基本図式としての課題と解決
 二 種々の論理
 三 弁証法的論理
 四 呼応の原理
 五 科学・哲学・宗教の根源としての呼応

解説
高山岩男略年譜
人名索引