京都哲学撰書 第12巻 唐木順三 現代史への試み 解説:岡田勝明 姫路獨協大学教授授 |
|||||
"自己"と"人"と"自然"との一体観の回復を求めた「<人>の心の軌跡」を提示。 21世紀への歴史と人間を考えるための必読の書。 A5判・上製本・カバー掛 定価 本体3,800円+税 ISBN978-4-924520-77-6 |
|||||
第一部 現代史への試み 現代史への試み ― 型と個性と実存 ― 一 型の喪失 二 個性に立つ教養派の擡頭 三 教養派の歴史的社会的規定 四 教養派の一見本 五 読書と行 六 教養派の後退と新たなる型 七 型そのものとその崩壊 八 個性から実存へ 九 コンポシビリテ 十 形への憧憬 近代日本の思想文化 近代と現代 自殺について 教養ということ 虚構の魔術化 残るもの 途中の喪失 新しい幸福論のために 第二部 現実・自然・純粋経験 主体か現実かの問題 自然ということ 西田先生の 『遺墨集』 にちなんで 唐木さんと蛙と禅------------------上田閑照 解 説 唐木順三略年譜 事項索引 人名索引 |
|||||