京都哲学撰書 第4巻 下村寅太郎 精神史の中の日本近代 解説:大橋良介 京都工芸繊維大学教授 |
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「精神史」という分野に金字塔を建てた下村寅太郎の巨大な業績。 これを本巻は「日本近代」という場面に映し出す。 A5判・上製本・カバー掛 定価 本体4,100円+税 ISBN978-4-924520-48-6 |
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第1部 東郷平八郎 −近代日本海軍の形成− 緒 言 連合艦隊司令長官 対抗者 幕 僚 戦 術 作 戦 戦 闘 第2部 近代の日本人 津田真道〈「さむらい」の留学生〉 田口卯吉〈日本的啓蒙主義者〉 札幌農学校の人々 内村鑑三〈北海道と札幌農学校〉 寺田寅彦〈日本の物理学者〉 高木貞治〈近代日本数学の系譜〉 第3部 日本近代の科学・宗教・哲学 西欧科学受容の仕方について-明治科学史序説- 西洋思想から見た日本 明治以後の日本哲学 日本の近代化における哲学について 我々の思想史における大拙博士の位置 田辺哲学における数理哲学の地位について 西田哲学と日本語 われわれの哲学の境位 日本人の心性と論理 解 説 下村寅太郎略年譜および作品譜 文献索引・人名索引 |
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